SingleID、Microsoft Entra IDとのSCIM連携を提供開始

SingleID、Microsoft Entra IDとのSCIM連携を提供開始

— NPS不要のWi-Fi/VPN認証クラウド基盤を実現 —

クラウド認証サービス「SingleID」を提供する株式会社SingleID(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:石川 貴章、以下「SingleID」)は、Microsoft Entra ID(旧Azure Active Directory)とのSCIM連携機能を正式リリースしたことをお知らせします。

本機能により、Microsoft Entra IDで管理するユーザー・グループ情報をSingleIDへ自動同期し、Wi-FiやVPN認証をオンプレミス認証サーバー不要でクラウド運用できるようになります。
これにより、従来必要だったNPSなどのオンプレミス認証インフラ運用を削減し、企業のゼロトラスト対応と情報システム部門の運用負荷軽減を支援します。

背景

背景

多くの企業では、Microsoft Entra IDへの移行によってユーザー管理のクラウド化が進む一方、Wi-FiやVPN認証では依然としてNPS(Network Policy Server)や証明書配布サーバー(NDES)などのオンプレミス環境が必要とされていました。
その結果、

  • ID管理はクラウド
  • ネットワーク認証はオンプレミス

という分断された構成が残り、サーバー維持管理や証明書運用、障害対応などが情報システム部門の負担となっていました。
SingleIDは、この課題を解決するため、Entra IDと連携したクラウド型RADIUS認証基盤を提供します。

SingleID SCIM連携の概要

SingleID SCIM連携の概要

SingleIDのSCIM連携機能により、Entra IDで管理されるユーザー・グループ情報を自動同期できます。
認証基盤には、SingleIDクラウドRADIUSおよびプライベートPKIを利用し、オンプレミス認証サーバーを必要としない構成を実現します。
また、Microsoft Intuneと連携したSCEP証明書プロファイルにより、Windows、macOS、iOS/iPadOS、Androidデバイスへ証明書を自動配布できます。
これにより、EAP-TLSベースの安全なWi-Fi認証を、クラウドネイティブな構成で運用可能になります。

主な特長

SingleIDの4つの特長
  1. Entra IDとのSCIM連携による自動同期
    Entra IDで追加・変更・削除されたユーザー・グループ情報をSingleIDへ自動反映します。これにより、入社・異動・退職時のアカウント運用を効率化し、二重管理を削減します。
  2. NPS不要のクラウドRADIUS認証
    SingleIDクラウドRADIUSは、EAP-TLS、PEAP、EAP-TTLSなど複数の認証方式に対応しています。オンプレミスのNPSサーバーを必要とせず、Wi-Fi・VPN認証をクラウド上で提供します。
  3. Intune連携による証明書自動配布
    SingleIDのプライベートPKIは、Microsoft IntuneのSCEP証明書プロファイルと連携します。これにより、証明書発行を自動化し、端末への手動設定を不要にします。
  4. ゼロトラストに対応したアクセス制御
    ユーザーやデバイス単位でアクセス制御を行い、ダイナミックVLANにも対応します。
    証明書ベース認証により、不正端末や認証情報漏えいリスクを低減し、ゼロトラストネットワーク構成を支援します。

導入メリット

導入メリット
  • オンプレミス認証サーバー運用の削減
    NPSやNDESなどのWindows Server運用を削減し、認証基盤のクラウド化を推進します。
  • 情報システム部門の負荷軽減
    証明書配布やアカウント同期を自動化することで、Wi-Fi接続設定や認証関連問い合わせを削減します。
  • セキュリティ強化
    IDと証明書を組み合わせた認証により、安全なネットワークアクセス制御を実現します。

提供開始日

本機能は、2026年6月8日より提供開始予定です。Microsoft Entra ID P1/P2環境に対応し、SingleIDの標準機能として利用可能です。

今後の展望

SingleIDは、企業のクラウドシフトとゼロトラストセキュリティを支援する認証基盤として、今後も多様なセキュリティサービスやエンドポイント管理製品との連携を強化してまいります。

また、ID管理・証明書管理・ネットワーク認証を単一クラウド基盤で提供することで、企業の認証インフラ運用負荷の削減とセキュリティ強化の両立を目指します。

SingleIDについて

SingleIDは、クラウドベースの統合ID・ネットワーク認証基盤です。Microsoft Entra IDやIntuneをはじめとするクラウドサービスと連携し、Wi-Fi・VPN認証、クラウドRADIUS、証明書認証、多要素認証などを統合的に提供します。

既存のネットワーク機器を活用しながら、オンプレミス認証サーバーに依存しないクラウドネイティブな認証環境を実現し、企業のゼロトラスト対応と運用負荷削減を支援します。

ミッション:「安全でシンプルな認証をすべての組織へ」

SingleIDは、シンプルで使いやすいインターフェースと高度なセキュリティ機能により、あらゆる規模の組織に最適な認証環境を提供いたします。

ヤマハルーター×SingleIDで実現する「安全なリモートアクセスVPN」ウェビナー全編公開

ヤマハルーター×SingleIDで実現する「安全なリモートアクセスVPN」ウェビナー全編公開

ヤマハ株式会社主催でオンライン開催されたウェビナーのアーカイブ動画がYouTubeで公開されています。当日参加できなかった方や、設定の具体的な流れを繰り返し確認したい方も、いつでも視聴いただけます。

ウェビナー開催概要(アーカイブ公開中)

タイトル【事例公開】ヤマハルーター×外部認証で実現。ユーザー企業に聞く、安全なリモートアクセスVPNの導入と運用
開催日時2026年1月29日(木) ※現在アーカイブ配信中
主催ヤマハ株式会社
登壇者ヤマハ株式会社:馬場 大介 氏
株式会社SingleID:石川 貴章 氏
株式会社レスキューナウ:田坂 氏

ウェビナーのポイント

脱SSL VPNの推奨脆弱性のリスクが高いSSL VPNから、よりセキュアなIPsec VPNへの移行が急務であること。
認証の「外出し」ルーター単体では難しい多要素認証やユーザー管理を、クラウド型RADIUS(SingleID)へ分離する合理性。
情シスの負担軽減専門エンジニアでなくても運用でき、パスワードリセットのセルフサービス化など現場の属人化を防ぐ具体策。
実例の説得力防災インフラを担うレスキューナウ社が、ルーター設定の複雑さやコンフィグ管理の課題をどう解決したか。

タイムスケジュール

[00:01]オープニング・登壇者紹介
[00:39]VPNインシデントの現状とIPsec方式の重要性
[01:49]ヤマハルーター×外部認証(RADIUS)連携のメリット
[04:24]サプライチェーンを狙う攻撃と「セキュリティ対策評価制度」
[11:12]SingleIDによる多要素認証の仕組みと導入ステップ
[14:10]【導入事例】レスキューナウ:防災情報を支えるインフラ強化の背景
[15:55]運用課題:コンフィグ管理の限界と属人化の解消プロセス
[19:53]なぜSingleIDを選んだのか?費用対効果と使い勝手の検証
[25:06]まとめ:ヤマハルーターを活かした“令和仕様”の認証へ

年度末の退職者増加に伴ううっかり対応漏れ防止

SingleID(IDentity as a Service シングルアイディー)

3月は、1年で最も退職者が増える時期です。
総務や人事も繁忙期のため、うっかり起こるのが『貸与品やアクセス権などの回収対応漏れ』です。

特に経営リスクとして警戒すべきはデジタル資産の『回収対応漏れ』です。
PCやスマホの返却は徹底していても、クラウドサービス(SaaS)のアカウント削除や、共有フォルダのアクセス権解除をうっかり忘れてしまいがちです。
放置すると、設定によっては退職後も外部からのアクセスが可能になるなど、情報漏えいの原因になりかねません。

物理的な「物品」とデジタルの「権限」、双方を確実に回収するために、自社用のチェックリストを作成して抜け漏れを防ぎましょう。
一般的なリスト以外にも対応が必要なもの・システムが無いか確認しておきましょう。

対応が必要な内容は各企業により異なりますし、更には社内で利用しているクラウドシステムが増えるなどした場合、対応が必要な「権限」が増えている場合があります。
一定期間が過ぎると内容を見直しし、対応に抜けが無いか繰り返し確認を実施しましょう。

「立つ鳥跡を濁さず」は、去る側のモラルだけでなく、送り出す側の堅実な管理体制があってこそ実現します。
抜け漏れがないよう、チェックリストを作成・活用してご対応ください。

まずは退職者から回収すべきものと停止すべき権限を整理、チェックリスト化してください

回収すべきものリスト … 一般的に有形であるため回収し忘れにくい

  • 身分証明書(社員証・IDカード・社章など)
  • 鍵・セキュリティカード(カードキー・入館証)
  • 業務用書類・データ
  • パソコン・携帯電話などのデジタルツール

停止・変更すべき権限リスト … 一般的に無形であるため停止・変更し忘れやすい

  • クラウドツールの権限変更
  • SNSアカウントのパスワード変更
  • 入館扉のパスワード変更
  • Wi-Fiのパスワード変更

最も忘れられやすく、危険を伴うWi-Fiのパスワード変更について、管理工数を減らす方法をわかりやすくご案内しています

「SingleID」が「ヤマハRTXシリーズ」の連携サービスとしてヤマハ社のテクニカルノーツで紹介されています

SingleID(IDentity as a Service シングルアイディー)

ヤマハRTXシリーズのリモートアクセスVPNをクラウドRADIUSと連携して利用する方法として、当社取り扱いIDaaS(IDentity as a Service)/IdPサービス「SingleID」を紹介する記事が掲載されました。

SSL-VPNの脆弱性が度々指摘されていますが、ヤマハRTXシリーズのリモートアクセスVPNをIPsecに切り替える際に導入いただくと認証も同時に強化することが可能です。

2026年に導入が予定されている「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」では認証への対策も求められているので、制度の開始前の準備にもSingleIDは最適です。

メーカー SingleID社のサイトでも、より詳しい記事が公開されているので併せて是非ご確認ください。

SSL-VPN置き換え:ヤマハIPsec接続時のユーザー認証について | ヤマハネットワークエンジニア会
https://yne.network.yamaha.com/view/post/0/2278197

クラウドRADIUSを利用した無線LAN認証 | ヤマハネットワークエンジニア会
https://yne.network.yamaha.com/view/post/0/1399539

YAMAHA RTX830の設定例一覧 – SingleID Document
https://pubdocs.singleid.jp/singleid-pocguide/yamaha_rtx/

YAMAHA SWX(SWX2310-10G)の設定例一覧 – SingleID Document
https://pubdocs.singleid.jp/singleid-pocguide/yamaha_rtx/

YAMAHA UTXの設定例一覧 – SingleID Document
https://pubdocs.singleid.jp/singleid-pocguide/yamaha_utx/

YAMAHA WLXの設定例一覧 – SingleID Document
https://pubdocs.singleid.jp/singleid-pocguide/yamaha_wlx/

IDaaSとSASEを連携させ、より強固なゼロトラスト環境を手間をかけずに構築し管理する

IDaaSとSASEを連携させ、より強固なゼロトラスト環境を手間をかけずに構築し管理する

企業のIT環境がクラウド化・リモート化する中、セキュリティ対策も大きく進化しています。従来の「境界防御」モデルでは対応しきれない脅威が増す今、「ゼロトラストセキュリティ」モデルが注目されています。

そのゼロトラストの実現において重要なのが、IDaaS(Identity as a Service)とSASE(Secure Access Service Edge)の連携です。
SingleIDCheck Point Harmony SASEの組み合わせによって、より強固で柔軟なセキュリティ基盤を構築することが可能になります。

IDaaS「SingleID」でアイデンティティを一元管理

SingleIDは、クラウド型IDaaSソリューションです。シングルサインオン(SSO)機能により、Microsoft 365 や Google Workspace、各種SaaSなど複数のクラウドサービスへ一度の認証でアクセス可能になります。

加えて、クラウドRADIUS、クラウドLDAPやプライベートPKIなど、アクセス制御を細かく設定できる点が大きな特長です。これにより、「正しいユーザーが正しい環境からアクセスしているか」を厳密に判定できるため、ゼロトラストの前提条件である「常に疑って検証する」という考え方を体現できます。

ネットワーク境界を守るCheck Point Harmony SASE

一方、Check Point Harmony SASEは、ユーザー・デバイス・場所を問わず、全通信をリアルタイムに脅威検査・制御・可視化するクラウド型ネットワークセキュリティサービスです。

SASEでは、SWG(Secure Web Gateway)、CASB(Cloud Access Security Broker)、ZTNA(Zero Trust Network Access)、SD-WANなどの機能を統合的に提供。ローカル環境とクラウドサービス間のトラフィックも安全に管理可能です。

Harmony SASEを利用することで、どこにいても企業ポリシーを反映したセキュアなネットワーク接続が実現します。

IDaaS × SASE = 真のゼロトラスト

単独でもそれぞれ高いセキュリティ効果を発揮するSingleIDHarmony SASEですが、これらを連携させることで、「アイデンティティ」と「ネットワーク」の両面からの多層的な保護が可能になります。

SASEは「SASEへの認証」はコントロールできますが、SASEより先にあるクラウドサービスやディレクトリへの認証を管理することはできません。

このため、認証情報を集中管理してクラウドサービスやディレクトリへの安全な認証を支援する「IDP(IDentity Provider)」が必要となります。

たとえば、

  • SingleIDでユーザー認証・アクセス制御
  • Harmony SASEで通信内容やアクセス先をリアルタイムに検査・制御

という形で、「誰が、どこから、何に、どのようにアクセスしているか」を完全に把握できます。

これにより、不審なログインや不正通信が発生した際も迅速に遮断・対応が可能になり、セキュリティインシデントのリスクを大幅に低減できます。

まとめ:中小企業こそIDaaSとSASEの連携を

ゼロトラストセキュリティは、大企業だけでなく中小企業にとっても極めて重要です。クラウドサービスを積極的に活用している企業ほど、IDとネットワークのセキュリティが脆弱になりやすいためです。

SingleIDCheck Point Harmony SASEを組み合わせれば、シンプルかつ効果的にゼロトラスト環境を構築することが可能です。

今こそ、アイデンティティとネットワークを一体で守る「次世代セキュリティ対策」に取り組みませんか?

SingleIDCheck Point Harmony SASEのご相談なら、ぜひお問い合わせください。

SingleIDでNextcloudへシングルサインオン連携

SingleIDでNextcloudへシングルサインオン連携

Nextcloudは、企業や個人が利用できるオープンソースソフトウェアのオンラインストレージおよびファイル共有ソフトウェアです。
自社サーバーにインストールしてオンプレミス環境で運用することも、レンタルサーバーやVPSにインストールしてクラウド環境で利用することも可能です。インストール方法はOSや環境によって異なりますが、Webブラウザからアクセスしたり、専用アプリケーションをインストールして使用します。DropboxやGoogle Driveのようなクラウドサービスと同様の機能に加え、プラグインによる機能拡張なども利用可能です。
自社サーバーにインストールして使用することで、データのセキュリティを確保し、独自のポリシーで運用できます。

DropboxやGoogle Drive、Nextcloudなどのサービスは物理的な距離を超えてデータを共有できる大変便利な仕組みです。

しかし、NextcloudをレンタルサーバーやVPSにインストールしてクラウド環境で利用する場合、データはインターネット上に存在し、ログイン情報の流出等のインシデント発生により会社の資産である大切なデータを漏えい等の危機に晒してしまうことになるため、管理上の課題が存在していました。

SingleIDをシングルサインオンプロバイダとして連携してあるNextcloudのログイン画面
図 SingleIDをシングルサインオンプロバイダとして連携してあるNextcloudのログイン画面

Nextcloudのシングルサインオン(SSO)は、セキュリティと利便性を両立させるための重要な機能です。SSOを導入することで、ユーザーは一度認証を行うだけで、複数のブラウザや端末からアクセスできるようになります。これにより、パスワードの使い回しを防ぎ、セキュリティリスクを軽減できます。

SingleIDのSAML認証とNextcloudを連携することにより、Nextcloudのユーザー自動生成(JITプロビジョニング)から、シングルサインオンまでを全て行えるため、ユーザーと管理者の利便性を損なうことなくセキュリティを飛躍的に向上させることができます。

また、ユーザー(利用者)が退職等によりNextcloudを利用しなくなる場合でも、SingleIDのユーザーを削除するだけでNextcloudにログインができなくなり、管理の手間もありません。

【2025年8月現在 弊社にて連携確認】
Nextcloud HUB(31.0.7)
SSOとSAML認証 プラグイン (SSO & SAML authentication) バージョン6.6.0

※さらにセキュリティを向上させるため、上に提示の図内「ダイレクトログイン」(通常のアカウントとパスワードによるログイン)ボタンを非表示にすることもできます。

参考(NextcloudとDropboxとの比較)

NextcloudとDropboxは、どちらもファイルの同期・共有を目的としたクラウドストレージソリューションですが、設計思想・運用方法・主なターゲット層が異なります。以下に両者のメリットデメリットを比較します。

メリット・デメリットNextcloudDropbox
導入形態セルフホストクラウドSaaS
コスト自己ホスティングで無料も可月額制(有料)
データの所有権自社保有Dropbox社管理
カスタマイズ性高い低い
導入難易度高い(サーバー構築)低い(登録だけ)
サポート体制有償オプションあり充実(有料プラン)
拡張性豊富なアプリで機能追加可限定的
特記※個人アカウント(無料)で運用されていた場合、データを取り戻せない等のトラブルが発生する場合があります

SingleIDのご相談なら、ぜひお問い合わせください。

SIngleIDとWatchGuardの連携でID・パスワード管理の簡素化を

SIngleIDとWatchGuardの連携でID・パスワード管理の簡素化を

現代のビジネス環境において、セキュアで効率的なネットワーク接続は不可欠です。多様なデバイスやシステムの利用が増えるにつれて、IDとパスワードが増える一方です。管理者は、ユーザーIDやパスワードの作成とその管理工数が高くなります。ユーザーにおいても、どのシステムのIDとパスワードがどれかを把握していなければならず、負担が大きくなる一方です。

SingleIDによる認証の一元化

SingleIDは、ネットワーク機器類やクラウドアプリなどのIDやパスワードを一元化して管理するサービスで、IDaaS(IDentity as a Service)と呼ばれるサービスの一種です。
SingleIDを利用する事で、

  • WiFiを電子証明書で接続する事ができる
  • Microsoft 365やGoogle WorkspaceなどのクラウドアプリにSAML認証でサインインできる

WiFiや様々なクラウドアプリをSingleIDと連携させておく事で、ユーザーにとっては、SingleIDのIDとパスワードを用いてWiFiやクラウドアプリへのサインインを可能とします。(シングルサインオン : SSO)
管理者は、ユーザー管理をSingleIDに任せる事で省力化できます。

トラブル発生時の対応

テレワークや働き方改革など、パソコンやスマホなどのデバイスを利用する場所が多様化されています。万一、デバイスを落とす、置き引きにあう、忘れてきてしまうなどデバイスが自身のコントロールから離れてしまった場合に第三者に使われてしまう場合があります。また、別の観点では、退職した場合にはその時点で会社や組織に対して第三者となります。

第三者から会社・組織に対してアクセスできないようにコントロールしないといけないので、すべてのシステムにアクセスできないようにユーザーIDの削除かパスワードの変更、もしくは利用の失効などをただちに実施する必要があります。複数のシステムを利用されている場合、「漏れなく」実施する必要があり、管理者の負担が大きくなります。
このような場合でもSingleIDであればユーザーの無効化を実行するだけで連携するすべてのシステムのアクセス制御が可能です。

事故発生時に、SingleIDのユーザーを一時的に無効化したり、電子証明書であれば失効処理を管理者が実施することで不正アクセスから守ることが可能となります。
SingleIDと連携して利便性が向上するシステムとして、

  • WiFi
  • VPN
  • Microsoft 365やGoogle Workspaceなどのクラウドアプリ
  • 勘定奉行など、クラウド型の基幹システム
  • KINTONEやNIコラボのようなデータベースやグループウェア

などがあり、これらを一括でアクセス制御することが可能です。

WatchGuard+VPNのユーザー管理

WatchGuardでもIKE v2によるVPNを構築し、SingleIDと連携するリモートアクセスが構築可能です。
WatchGuardのVPNユーザーは

  • WatchGuard本体のデータベースに作成する
  • 外部のデータベースに委託する

が可能となっています。
SingleIDの場合は、外部のデータベースに委託する事になりますので、ユーザーの追加・削除についてもSingleIDを管理する事でできます。例えば入退職の手続としてVPNリモートアクセスユーザーを追加するためだけに、WatchGuardのシステムログインをする必要がありません。

まとめ

現代ビジネスにおいて必須なユーザーIDとパスワード管理。管理者は、ユーザー追加やパスワードの管理などの手間があります。ユーザーは、システムごとにIDとパスワードを覚えたり理解する必要があります。それを、SingleIDで一元化できます。管理者は、SingleIDのユーザーをコントロールするだけで良くなりますし、ユーザーはSingleIDのログイン情報を利用する事で仕事に必要なシステムへのアクセスが可能となります。管理者、ユーザーともに運用工数が減少します。ご利用のシステムを棚卸しながら、ユーザー管理のSingleIDへの移行を検討してはいかがでしょうか。

【Wi-Fi管理者必見】従業員の退職に伴う無線LANセキュリティリスクを防ぐ方法

SingleID(IDentity as a Service シングルアイディー)

企業において、従業員の退職は避けられないものですが、そのたびに見落とされがちなのが「Wi-Fiセキュリティ」の問題です。特に、無線LANの認証にSSIDとパスワードだけを利用している場合、適切な対策を怠ると、退職者が社外からもネットワークにアクセスできてしまうリスクがあります。今回は、こうした問題の背景と、より安全な運用を実現するための方法、さらに「SingleID」というサービスを活用した効率的な対策について解説します。

SSIDとパスワード認証の限界

一般的な無線LANの認証方法として、SSID(ネットワーク名)とパスワードを設定し、接続を管理する方法があります。この方式は手軽であり、多くの企業で採用されていますが、大きな弱点も抱えています。

もし、従業員が退職した後も、パスワードが変更されていなかったらどうなるでしょうか?
退職者は、依然として自宅や外出先から企業のWi-Fiにアクセスできる可能性があります。社内の重要な情報へ間接的にアクセスできてしまうリスクも無視できません。

本来であれば、退職者が出るたびにWi-Fiのパスワードを変更し、在籍している全従業員に新しい認証情報を周知しなければなりません。しかし、実際には手間と混乱を避けるため、パスワード変更が先送りされるケースも少なくありません。その結果、セキュリティレベルが著しく低下してしまうのです。

エンタープライズ認証の導入を

こうした課題に対して有効なのが、「エンタープライズ認証」の導入です。エンタープライズ認証では、認証サーバ(RADIUSサーバなど)を利用して、利用者ごとに個別認証を行います。

この方式のメリットは以下の通りです。

  • ユーザー単位で管理できるため、特定の個人だけをアクセス拒否できる
  • 共通パスワードを使い続けるリスクがなくなる
  • 退職や異動の際は、認証サーバ上のアカウントを無効化するだけで済む

エンタープライズ認証は特に、規模の大きなネットワークや、セキュリティ要件が高い企業に向いています。しかしながら、認証サーバの構築・運用には専門知識が必要であり、社内リソースが限られている企業にとっては導入・維持管理のハードルが高いと感じるかもしれません。

もっと手軽にセキュリティを強化できる「SingleID」

ここで紹介したいのが、クラウド型認証サービス「SingleID」です。

SingleID 活用事例:無線LANのセキュリティと利便性の解決策

SingleIDは、無線LANやVPN接続に必要な認証基盤をクラウド上で提供するサービスです。自社内に認証サーバを設置する必要がなく、導入も管理も非常にシンプル。中小企業から大企業まで、幅広い組織で利用が進んでいます。

SingleIDを導入することで得られるメリットは次の通りです。

  • 退職者や異動者への対応が即座に可能
    ユーザーアカウント単位で管理できるため、退職者のIDを無効化するだけでアクセスを遮断できます。パスワード変更やSSID設定変更といった煩雑な作業は不要です。
  • クラウド管理だからサーバ構築が不要
    オンプレミスで認証サーバを構築・運用するための設備投資や専門知識が不要。クラウド上で管理できるので、ITリソースが限られる企業にも最適です。
  • 安全な認証プロトコルに対応
    EAP-TLSといった認証情報の暗号化にも対応しており、通常のSSID+パスワード認証に比べてはるかに強固なネットワーク保護が可能です。
  • 利用者数に応じた柔軟なライセンス
    従業員数の増減にもスムーズに対応できる柔軟なプランが用意されており、無駄なコストが発生しません。
WPA2-エンタープライズ/EAP-TLS

セキュリティ対策は「今すぐ」「確実に」

無線LANのセキュリティは、退職者が出たときだけ気にすればいい問題ではありません。常に、「今現在、誰が、どの端末から、どのようにアクセスしているか」を可視化し、コントロールできる体制を整えることが重要です。

パスワード管理だけに頼る旧来型のWi-Fi運用は、もはや現代の脅威には耐えられません。エンタープライズ認証を取り入れた運用、さらにクラウド型認証サービスであるSingleIDの活用により、企業は安全かつスマートに無線LAN環境を維持できるようになります。

退職者トラブルだけでなく、不正アクセスや情報漏洩リスクから組織を守るためにも、今こそWi-Fi認証の見直しを検討してみてはいかがでしょうか。

SingleIDのご相談なら、ぜひお問い合わせください。