SIngleIDとWatchGuardの連携でID・パスワード管理の簡素化を

SIngleIDとWatchGuardの連携でID・パスワード管理の簡素化を

現代のビジネス環境において、セキュアで効率的なネットワーク接続は不可欠です。多様なデバイスやシステムの利用が増えるにつれて、IDとパスワードが増える一方です。管理者は、ユーザーIDやパスワードの作成とその管理工数が高くなります。ユーザーにおいても、どのシステムのIDとパスワードがどれかを把握していなければならず、負担が大きくなる一方です。

SingleIDによる認証の一元化

SingleIDは、ネットワーク機器類やクラウドアプリなどのIDやパスワードを一元化して管理するサービスで、IDaaS(IDentity as a Service)と呼ばれるサービスの一種です。
SingleIDを利用する事で、

  • WiFiを電子証明書で接続する事ができる
  • Microsoft 365やGoogle WorkspaceなどのクラウドアプリにSAML認証でサインインできる

WiFiや様々なクラウドアプリをSingleIDと連携させておく事で、ユーザーにとっては、SingleIDのIDとパスワードを用いてWiFiやクラウドアプリへのサインインを可能とします。(シングルサインオン : SSO)
管理者は、ユーザー管理をSingleIDに任せる事で省力化できます。

トラブル発生時の対応

テレワークや働き方改革など、パソコンやスマホなどのデバイスを利用する場所が多様化されています。万一、デバイスを落とす、置き引きにあう、忘れてきてしまうなどデバイスが自身のコントロールから離れてしまった場合に第三者に使われてしまう場合があります。また、別の観点では、退職した場合にはその時点で会社や組織に対して第三者となります。

第三者から会社・組織に対してアクセスできないようにコントロールしないといけないので、すべてのシステムにアクセスできないようにユーザーIDの削除かパスワードの変更、もしくは利用の失効などをただちに実施する必要があります。複数のシステムを利用されている場合、「漏れなく」実施する必要があり、管理者の負担が大きくなります。
このような場合でもSingleIDであればユーザーの無効化を実行するだけで連携するすべてのシステムのアクセス制御が可能です。

事故発生時に、SingleIDのユーザーを一時的に無効化したり、電子証明書であれば失効処理を管理者が実施することで不正アクセスから守ることが可能となります。
SingleIDと連携して利便性が向上するシステムとして、

  • WiFi
  • VPN
  • Microsoft 365やGoogle Workspaceなどのクラウドアプリ
  • 勘定奉行など、クラウド型の基幹システム
  • KINTONEやNIコラボのようなデータベースやグループウェア

などがあり、これらを一括でアクセス制御することが可能です。

WatchGuard+VPNのユーザー管理

WatchGuardでもIKE v2によるVPNを構築し、SingleIDと連携するリモートアクセスが構築可能です。
WatchGuardのVPNユーザーは

  • WatchGuard本体のデータベースに作成する
  • 外部のデータベースに委託する

が可能となっています。
SingleIDの場合は、外部のデータベースに委託する事になりますので、ユーザーの追加・削除についてもSingleIDを管理する事でできます。例えば入退職の手続としてVPNリモートアクセスユーザーを追加するためだけに、WatchGuardのシステムログインをする必要がありません。

まとめ

現代ビジネスにおいて必須なユーザーIDとパスワード管理。管理者は、ユーザー追加やパスワードの管理などの手間があります。ユーザーは、システムごとにIDとパスワードを覚えたり理解する必要があります。それを、SingleIDで一元化できます。管理者は、SingleIDのユーザーをコントロールするだけで良くなりますし、ユーザーはSingleIDのログイン情報を利用する事で仕事に必要なシステムへのアクセスが可能となります。管理者、ユーザーともに運用工数が減少します。ご利用のシステムを棚卸しながら、ユーザー管理のSingleIDへの移行を検討してはいかがでしょうか。

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SiteLockとCloudbricによるWebサイト/Webサーバーの多層防御

SiteLockとCloudbricによるWebサイト/Webサーバーの多層防御

SiteLockとCloudbric WAF+はどちらもWebサイトのセキュリティを強化するためのサービスです。
SiteLockは、マルウェア検知・駆除、脆弱性診断、不正改ざん検知、SSL監視など、Webサイトの安全性を包括的に監視・診断・復旧するクラウドサービスです。
一方、Cloudbric WAF+は、WAF(Web Application Firewall)を中心に、Webサイトを様々な攻撃から保護するサービスを提供しています。

SiteLock

主な機能:

  • マルウェアの検知と自動駆除
  • 各種脆弱性診断 (WordPress対応、XSS、SQLインジェクションなど)
  • 不正改ざん検知
  • SSL監視
  • 安全シールの表示

特徴:

  • クラウドベースで手軽に導入可能
  • Webサイトの安全性を日々監視し、事故発生時に迅速な復旧を支援
  • 豊富な診断メニューで、様々な脅威に対応
  • コントロールパネルで診断結果を管理・閲覧

Cloudbric WAF+

主な機能:

  • WAF (Web Application Firewall) によるWebアプリケーション保護
  • 脅威インテリジェンスに基づいた攻撃遮断
  • AI技術を活用した危険度スコアリングによる脅威IPの遮断

特徴:

  • 企業向けに特化したWebセキュリティ対策
  • WAF、脅威インテリジェンス、AI技術を組み合わせた包括的な保護
  • 社内にセキュリティ専門家がいなくても手軽に運用可能

SiteLockとCloudbric WAF+は、それぞれ異なるアプローチでWebサイトのセキュリティを強化します。SiteLockは、Webサイトの脆弱性診断やマルウェア対策に重点を置いており、Cloudbric WAF+は、WAFを中心にWebアプリケーションを保護する機能を提供しています。どちらのサービスも、Webサイトの安全性を高める上で有効なソリューションです。

多層防御と多重防御との違い

多層防御とは:

多層防御とは、複数のセキュリティ対策を組み合わせ、システムを多層的に防御する手法のことです。入口対策、内部対策、出口対策など、様々なレイヤーでセキュリティ対策を施すことで、単一の対策では防ぎきれない攻撃にも対応できます。

多重防御とは:

多重防御は、特定の領域に同じ種類のセキュリティ対策を複数設置する考え方です。例えば、入口対策として複数のウイルス対策ソフトを導入するなど、同一の脅威に対して複数の防御線を設けることで、セキュリティ強度を高めます。

【電話DX】製造業などの各種工場にはクラウドPBXが最適解 | 堅牢IP電話と連携した次世代通話環境の構築

【電話DX】製造業などの各種工場にはクラウドPBXが最適解|堅牢IP電話と連携した次世代通話環境の構築

製造業などにおいて、工場との円滑な通信体制の構築は、業務の効率化とトラブル対応の迅速化に直結する重要課題です。特に工場は広い敷地や多拠点展開が一般的であり、従来型の内線電話システムでは柔軟性や拡張性に課題がありました。そうした中、クラウドPBX(IP電話交換機)は、製造業の通信課題を根本から解決する手段として注目されています。

クラウドPBXが工場にもたらすメリット

クラウドPBXは、インターネットを介して通話を実現するシステムで、以下のような利点があります:

  • 拠点間通話が無料で、遠隔地の工場とも内線感覚で通話可能
  • 工場の移転や増設にも柔軟に対応、回線工事不要でスムーズ導入
  • スマートフォンやPCでも通話可能で、管理者や現場リーダーの機動力が向上
  • 災害や停電時でもクラウド上で通話環境を維持し、業務継続性を確保(IT-BCP)

このように、クラウドPBXはコスト削減と運用の効率化を両立する、工場を持つ企業に最適な通話基盤です。


そう言われても…こんなお悩みありませんでしたか?

クラウドPBXを検討したことがあるけれど、検討したクラウドPBXのシステムには工場の特殊な環境に対応したIP電話機がラインナップされておらず、工場のラインなどに電話機を置けなかったのでクラウドPBX化を断念した


Zenitel製堅牢SIP端末 × INNOVERA PBX = 工場向け堅牢IP電話システム

INNOVERA PBX」はクラウドPBXの柔軟性を持ちながら、さらにEmission株式会社が提案するZenitel製の堅牢なSIP端末と連携させることで、工場のような過酷な環境下でも安心して使える電話システムを実現できます。

Zenitelの耐候・耐振動・防塵・防滴IP電話機の特徴

  • 屋外・騒音・粉塵・低温環境(-40℃)でも使用可能*
  • 振動や騒音・ノイズにも強い耐久構造*
  • 防水防塵規格IP66に準拠し、屋外設置にも最適*
  • ハンズフリー通話対応、緊急時の即応性を確保*

*それぞれ適応機種がございます。ラインナップを取り揃えております。

その他のSIP端末(IP電話機)

INNOVERA PBXとの組み合わせで工場向けに最適化

INNOVERA PBXはクラウド上で運用されるPBXでありながら、Zenitel製端末と組み合わせることで、以下のようなメリットが得られます。
さらに、Emission株式会社なら、他社にはできないクラウドPBXとWatchGuard UTMを組み合わせたセキュアなネットワーク/通話環境も構築可能です。

  • 無人区域や屋外設備との連絡手段として活用が可能です
  • クラウド上での一元管理と障害時の復旧性の高さが同時に得られます
  • サプライチェーンに求められるセキュリティレベルをクラウドPBXのネットワークにも適用できます
  • 工場構内のインターホン・ページングにも対応できます

まとめ:工場における通信改革の鍵は「クラウドPBX × 堅牢SIP端末」

製造業の工場では、安定した音声通話と堅牢な機器の組み合わせが不可欠です。Emission株式会社が提案するクラウドPBX INNOVERA PBXと、Zenitel製の堅牢SIP端末を組み合わせることで、工場特有の厳しい環境にも対応した強固な通話インフラを構築、電話DXを実現できます。

今こそ、クラウドPBXを基盤とした工場向けIP通話システムへの移行をご検討ください。

お問い合わせはこちら

Webサイトのセキュリティリスクを確認する簡単チェックリスト(キャンペーン実施中)

Webサイトのセキュリティリスクを確認する簡単チェックリスト(キャンペーン実施中)
01外部に公開されているWebサイトやWebサーバーがある企業のコーポレートサイト、顧客向けサービスポータルサイト等々はい・いいえ
02現在Webサイトへの不正アクセス状況を可視化したり、認識できていない状況がモニタリングできるツールや月次レポート作成等なく判断できないはい・いいえ
03会員登録、ログイン等個人情報を入力するページがあるECサイト、メンバー専用サイト、個人情報を収集し管理しているサイトはい・いいえ
04外部システムやAPIと連携している、または取引先とシステム上で取引をしているEDIシステム上取引、SaaS型サービスを提供するプロバイダー等々はい・いいえ
05WordPress等CMS管理者を含む特定の権限者がアクセスするWebページがある/admin, /cms等の管理者専用のページがあるはい・いいえ
06特定の国やIPからの不正アクセスが増加していることを何となく認識している海外からの不正アクセスやBotのような繰り返し自動化されたツールからのアクセスがあるはい・いいえ
07DoSやDDoS攻撃を受けたことがある、またはその対策に悩んでいる集中したアクセスによってWebサイトがつながりにくくなった、ダウンした等々はい・いいえ
08お問い合わせページ等を設けているWebサイト上に連絡可能な個人情報と本文を入力し送信するお問い合わせページがあるはい・いいえ
09WebサイトやWebサービスが遅延や停止するとビジネス上影響があるWebサービスの不具合により売上に影響を与えるB to B、またはB to Cビジネスをしているはい・いいえ
10現在Webセキュリティ対策をしていない、またはしているが把握されず不安であるWebサイトやWebサーバのセキュリティ対策の現状を把握しておらず、相談してみたいはい・いいえ

一つでも当てはまる項目がある場合は、是非ご連絡ください。

キャンペーン概要
────────────────────────
■ 申込期間:2025年6月1日~2025年12月25日
■ 対象:Cloudbric WAF+ を新規導入されるお客様
■ 主な特典:
・1か月間の無償トライアル
・専門家によるセキュリティコンサルティングサービス
・その他(詳細はお問い合わせください)
────────────────────────

※ ご注意事項

  1. 本キャンペーンは、申込期間内に正式に年間契約を締結いただくことを前提としております。
  2. トライアルのご利用は1 社様につき1 FQDNのみ可能となります。
  3. 申込期間内にご契約いただければ、ご希望のスケジュールにあわせてトライアルを開始いただけます。
  4. ご利用状況( 転送量やピークトラフィックの変動等) により、プラン変更の可能性がございます。

■「Cloudbric WAF+」について

「Cloudbric WAF+(クラウドブリック・ワフプラス)」は、企業向けクラウド型WAFサービスです。日本・韓国・米国で特許を取得した論理演算検知エンジンを搭載したWAFはもちろん、DDoS攻撃、SSL証明書、脅威IP遮断、悪性ボット遮断サービスまで備えており、これひとつで多様化するサイバー攻撃から企業のWebシステムを保護します。また、マネージドサービス付きで、社内にセキュリティの専門家がいなくても手軽に運用・導入が可能です。

クラウドPBX「INNOVERA」と「WatchGuard Firebox」の連携「オリジナル」コンフィグを新たに開発、クラウド運用を前提としたパートナービジネス展開を開始

INNOVERA+WatchGuardプレスリリース サムネイル

「INNOVERA」と「WatchGuard Firebox」の動作検証を新たに実施。多層防御の情報セキュリティ対策が施された企業ネットワーク環境の中で、安全・安心・便利な利用を実現

電話のDXを推進する株式会社プロディライト(大阪市中央区:代表取締役社長 小南 秀光、証券コード:5580、以下プロディライト)は、クラウドPBX「INNOVERA 2.0」にて、ネットワークセキュリティのグローバルリーダであるWatchGuard® Technologiesの日本法人、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表執行役員社長 谷口 忠彦、以下ウォッチガード)及び、ウォッチガード認定パートナーである株式会社チアワークス(東京都豊島区:代表取締役 山本 俊吾、以下チアワークス)との3社共同で、クラウドPBX「INNOVERA 2.0」がネットワークセキュリティアプライアンス「WatchGuard Firebox(以下Firebox)」を設置した企業ネットワーク環境内で同時かつ安定的な動作を実現するためのコンフィグレーションファイルの検証が完了、それぞれの運用をクラウド側で実施することを前提とした「クラウドパッケージ」を提供開始します。

また同時に、プロディライトの認定パートナーによる「クラウドパッケージ」を活用した新たなビジネスモデルを共同で開発、パートナーの付加価値創造を支援、推進していきます。


■背景と詳細

クラウドPBXは、インターネットを経由してサービスが提供されるため、ハードウェアを購入する必要がなく、拠点が分散していてもサービスを利用できるのが特徴です。その利便性の高さや低コストが評価され、さまざまな企業で急速に普及しています。
一方で、ネットワークに常時接続している点を逆手に取られ、アカウントの乗っ取りやデータ流出などの問題が発生するケースも多数報告されており、適切なセキュリティ対策を実施した上での利用が求められています。しかし、クラウドPBXを利用するネットワーク環境でUTMを始めとしたセキュリティ対策を実施した場合、クラウドPBXの仕様を考慮した導入がなされていないことから、音声品質に影響を与えてしまうこともあり、セキュリティ対策が進まないという課題がありました。
それを踏まえた上で、プロディライトはビジネスに欠かすことのできない電話サービスの安全性の確保は注力すべき点だと判断し、INNOVERAのUTMを設置した企業ネットワーク環境下の動作確認を積極的に進めてきました。

そして今回、プロディライトとウォッチガード、チアワークスは3社共同で評価および検証を実施し、「INNOVERA 2.0」がFireboxを設置した企業ネットワーク環境内で問題なく動作できることを確認いたしました。これによりFireboxを導入されている企業様にINNOVERAを安心してお使いいただくことが可能となります。

今回リリースされた「クラウドパッケージ」で利用するコンフィグレーションファイル(設定ファイル)は、3社共同で評価および検証を実施したのはもちろん、INNOVERAとWatchGuard Fireboxの仕様を考慮して開発した専用コンフィグレーション(設定ファイル)となります。また、WatchGuard Firebox の運用をウォッチガードが提供するWatchGuard Cloudの機能を採用することで、機能+運用面における高い信頼性と、将来におけるサポート面での安心感を提供します。

※チアワークスはFireboxコンフィグファイル作成と評価およびWatchGuard Cloudでの運用企画支援企画を実施。


■新パッケージ「クラウドパッケージ2.0」の詳細とベネフィット

企業のサイバーセキュリティ対策とクラウドPBX導入を同時に実現するための最適パッケージです。
クラウドPBXである「INNOVERA」と、Fireboxの運用管理基盤に「WatchGuard Cloud」を採用し、クラウドシステムならではのベネフィットを提供します。 具体的な特徴は以下の4点です。

  1. 導入/運用コストの低減、容易性の向上
  2. 将来拡張性への対応
  3. メンテナンス負荷の軽減
  4. 情報セキュリティ対策及びBCP対策を同時に実現

クラウドパッケージの提供については、プロディライトのパートナー企業を通じた提供を予定しており、パートナー個々の独自性を生かしたパッケージを企画・展開していく予定です。
その第一弾として、プロディライトのゴールドパートナーであり、ウォッチガードの認定パートナーでもあるEmission株式会社(兵庫県尼崎市:代表取締役 浅井 勝正、以下Emission)が「クラウド保守サービス」として提供を開始いたします。


■Emissionが提供する「クラウド保守サービス」パッケージについて

Emissionが提供する「クラウド保守サービス」はウォッチガードおよびYealink端末機、スイッチ類など企業内のデータ・音声通信をクラウド管理することで最適な運用保守を提供します。

クラウドPBX「INNOVERA」をはじめ、クラウド基盤のテクノロジーは、インターネットが使えなくなるとその機能を利活用が出来なくなります。企業内でネットワーク不具合が発生した場合、クラウドサービスが利用出来ない事からサービス提供会社に連絡、原因がクラウドサービスでないので自社で解決を促されるなど、たらい回しにされるケースが発生します。

そういった事を背景に、「クラウド保守サービス」では企業内ネットワークの適切な運用管理を行います。

  1. WatchGuardウォッチガードにINNOVERAコンフィグを採用し、データと音声(INNOVERA PBX)に最適化。
  2. INNOVERAコンフィグに加え独自にVLAN+QoS設定を追加、将来的なデータ・ボイスVLANを活用出来る拡張性を確保。
  3. 企業内通信機器類の状態管理を実施し、安定した通信環境の維持
  4. INNOVERAはじめ、クラウドサービスの障害発生時の一次切り分けによる保守管理環境の改善
  5. 既存環境の置き換えによる導入容易性を確保

今後、プロディライトはINNOVERAを安心してお使いいただける環境を整えていくとともに、Emissionと同様パートナー企業ごとの施策を検討しパートナービジネスの活性化を図っていきます。

※今回の連携は「INNOVERA 2.0」が対象となります。「INNOVERA 1.0」は対象外となりますのでご注意ください。


<WatchGuard Technologiesについて>

WatchGuard® Technologies, Inc.は、統合型サイバーセキュリティにおけるグローバルリーダーです。ウォッチガードのUnified Security Platform®(統合型セキュリティプラットフォーム)は、マネージドサービスプロバイダー向けに独自に設計されており、世界トップクラスのセキュリティを提供することで、ビジネスのスケールとスピード、および運用効率の向上に貢献しています。17,000社を超えるセキュリティのリセラーやサービスプロバイダと提携しており、25万社以上の顧客を保護しています。ウォッチガードの実績豊富な製品とサービスは、ネットワークセキュリティとインテリジェンス、高度なエンドポイント保護、多要素認証、セキュアWi-Fiで構成されています。これらの製品では、包括的なセキュリティ、ナレッジの共有、明快さと制御、運用の整合性、自動化という、セキュリティプラットフォームに不可欠な5つの要素を提供しています。同社はワシントン州シアトルに本社を置き、北米、欧州、アジア太平洋地域、ラテンアメリカにオフィスを構えています。日本法人であるウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社は、多彩なパートナーを通じて、国内で拡大する多様なセキュリティニーズに応えるソリューションを提供しています。詳細はhttps://www.watchguard.co.jpをご覧下さい。

<株式会社チアワークス>

チアワークスは、自社のナレッジ/サービスを通じて、協業パートナー様の独自性を有した「情報セキュリティ対策ビジネス」を共に最適化/最大化することをミッションとしております。
パートナー様の事業成功の実現に必要な要素を以下「アセット」として提供します。

  • 情報セキュリティ関連ビジネス事業構築支援
  • 専門的知見
  • オリジナル運用サービス
  • コスト/運用メリットを付加したプロダクト(WatchGuard Technology製品含め)

URL:https://cheerworks.jp

<Emission株式会社>

Emissionは、ICTの利活用支援を促進、ICT管理者が不在でも最大限ICTのもたらす効果を最大限享受出来る環境作り支援を行っています。企業内ネットワーク・セキュリティ・各種クラウドサービスの導入、運用支援をご提供しています。
INNOVERA ゴールドパートナー (2024年8月期 2025年8月期)

URL:https://www.emission.jp

<株式会社プロディライト及び「INNOVERA」について>

株式会社プロディライト及び「INNOVERA」について

プロディライトは、「電話のDX」を推進するクラウドPBX「INNOVERA」(https://innovera.jp )を提供しています。INNOVERAは、スマートフォンやPCにて会社の電話番号の発着信を可能にした現代の働き方に適した電話環境を提供する“Japan Quality”の国産クラウドPBXで、ビジネスフォン用途はもちろん、少人数のコールセンターの立ち上げ等、様々な用途に対応することもできます。 

URL:https://prodelight.co.jp

株式会社プロディライト
経営企画室 清水
アドレス:communication@prodelight.co.jp
電話番号:06-6233-4555
FAX番号:06-6233-4588

【Wi-Fi管理者必見】従業員の退職に伴う無線LANセキュリティリスクを防ぐ方法

SingleID

企業において、従業員の退職は避けられないものですが、そのたびに見落とされがちなのが「Wi-Fiセキュリティ」の問題です。特に、無線LANの認証にSSIDとパスワードだけを利用している場合、適切な対策を怠ると、退職者が社外からもネットワークにアクセスできてしまうリスクがあります。今回は、こうした問題の背景と、より安全な運用を実現するための方法、さらに「SingleID」というサービスを活用した効率的な対策について解説します。

SSIDとパスワード認証の限界

一般的な無線LANの認証方法として、SSID(ネットワーク名)とパスワードを設定し、接続を管理する方法があります。この方式は手軽であり、多くの企業で採用されていますが、大きな弱点も抱えています。

もし、従業員が退職した後も、パスワードが変更されていなかったらどうなるでしょうか?
退職者は、依然として自宅や外出先から企業のWi-Fiにアクセスできる可能性があります。社内の重要な情報へ間接的にアクセスできてしまうリスクも無視できません。

本来であれば、退職者が出るたびにWi-Fiのパスワードを変更し、在籍している全従業員に新しい認証情報を周知しなければなりません。しかし、実際には手間と混乱を避けるため、パスワード変更が先送りされるケースも少なくありません。その結果、セキュリティレベルが著しく低下してしまうのです。

エンタープライズ認証の導入を

こうした課題に対して有効なのが、「エンタープライズ認証」の導入です。エンタープライズ認証では、認証サーバ(RADIUSサーバなど)を利用して、利用者ごとに個別認証を行います。

この方式のメリットは以下の通りです。

  • ユーザー単位で管理できるため、特定の個人だけをアクセス拒否できる
  • 共通パスワードを使い続けるリスクがなくなる
  • 退職や異動の際は、認証サーバ上のアカウントを無効化するだけで済む

エンタープライズ認証は特に、規模の大きなネットワークや、セキュリティ要件が高い企業に向いています。しかしながら、認証サーバの構築・運用には専門知識が必要であり、社内リソースが限られている企業にとっては導入・維持管理のハードルが高いと感じるかもしれません。

もっと手軽にセキュリティを強化できる「SingleID」

ここで紹介したいのが、クラウド型認証サービス「SingleID」です。

SingleID 活用事例:無線LANのセキュリティと利便性の解決策

SingleIDは、無線LANやVPN接続に必要な認証基盤をクラウド上で提供するサービスです。自社内に認証サーバを設置する必要がなく、導入も管理も非常にシンプル。中小企業から大企業まで、幅広い組織で利用が進んでいます。

SingleIDを導入することで得られるメリットは次の通りです。

  • 退職者や異動者への対応が即座に可能
    ユーザーアカウント単位で管理できるため、退職者のIDを無効化するだけでアクセスを遮断できます。パスワード変更やSSID設定変更といった煩雑な作業は不要です。
  • クラウド管理だからサーバ構築が不要
    オンプレミスで認証サーバを構築・運用するための設備投資や専門知識が不要。クラウド上で管理できるので、ITリソースが限られる企業にも最適です。
  • 安全な認証プロトコルに対応
    EAP-TLSといった認証情報の暗号化にも対応しており、通常のSSID+パスワード認証に比べてはるかに強固なネットワーク保護が可能です。
  • 利用者数に応じた柔軟なライセンス
    従業員数の増減にもスムーズに対応できる柔軟なプランが用意されており、無駄なコストが発生しません。
WPA2-エンタープライズ/EAP-TLS

セキュリティ対策は「今すぐ」「確実に」

無線LANのセキュリティは、退職者が出たときだけ気にすればいい問題ではありません。常に、「今現在、誰が、どの端末から、どのようにアクセスしているか」を可視化し、コントロールできる体制を整えることが重要です。

パスワード管理だけに頼る旧来型のWi-Fi運用は、もはや現代の脅威には耐えられません。エンタープライズ認証を取り入れた運用、さらにクラウド型認証サービスであるSingleIDの活用により、企業は安全かつスマートに無線LAN環境を維持できるようになります。

退職者トラブルだけでなく、不正アクセスや情報漏洩リスクから組織を守るためにも、今こそWi-Fi認証の見直しを検討してみてはいかがでしょうか。

SingleIDのご相談なら、ぜひお問い合わせください。

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CheckPoint Quantum Spark™ シリーズ UTM VoIP Wizard(2025/03 R81)

Emission Logo
VoIP Wizard

VoIP ウィザードは、わずか数ステップでユーザーをガイドし、VoIP セキュリティ構成を簡素化します。
現在、ウィザードは、VoIP 通信で最も一般的に使用されているプロトコルである SIP プロトコルをサポートしています。

VoIP セットアップを構成すると、VoIP ウィザード ページの図が自動的に更新されます。
これにより、VoIP トポロジが視覚的に表現され、セットアップを進める際に明確さが確保されます。
ウィザードの最初のセクションであるオフプレミス SIP プロバイダー サービスでは、外部 SIP サーバー プロバイダーとその関連設定を構成します。

たとえば、SIP プロバイダーを表す特定の IP アドレスを追加してみましょう。
オンプレミス デバイス セクションは、ゲートウェイの背後にある内部デバイス (内部電話やオンサイト PBX サーバーなど) を構成するためのものです。

次に例として、内部電話ネットワークを表すネットワーク オブジェクトを追加してみましょう。
または、PBX サーバーの IP アドレスを構成することもできます。次に、オフプレミス 電話セクションがあります。
これは、VPN トンネル経由で接続するリモート従業員など、ローカル ネットワークの外部にある電話に使用されます。

SIP サービス セクションでは、SIP 環境で使用されるポートを構成できます。
デフォルトでは、SIP は通常 UDP/5060 を使用しますが、この例では、ポート構成の柔軟性を示すために、非デフォルト ポートとして UDP/5070 を追加します。

VoIP ウィザードは、構成されたトポロジに合わせて、ファイアウォールと NAT ルール、およびその他の詳細設定を自動的に適用します。
これにより、手動でルールを作成する必要がなく、VoIP トラフィックがスムーズかつ安全に流れるようになります。 要約すると、Quantum Spark VoIP ウィザードは、SIP プロバイダー、オンプレミス デバイス、外部電話、および SIP サービスの構成をユーザーにガイドし、必要なセキュリティ ポリシーを自動的に適用することで、VoIP のセットアップを簡素化します。

これらの簡単な手順で、安全で効率的な VoIP 展開を実現できます。

VoIP Wizard – Internal IP phones registering to an external cloud-based SIP provider

このビデオでは、Quantum Spark VoIP ウィザードを使用して VoIP トポロジを構成する方法を説明します。
このセットアップでは、SIP サーバーはネットワークの外部にあり、電話はネットワークの内部にあります。重要なのは、オンプレミスの PBX サーバーがないため、電話は外部の SIP プロバイダーに直接接続されるということです。

最初のステップは、外部 SIP プロバイダーを構成することです。
オフプレミス SIP プロバイダー サービスで、使用する SIP サーバーの詳細を入力します。
次に、オンプレミス デバイスで内部 VoIP 電話を構成します。
VoIP ウィザードは、定義されたトポロジに合わせて必要なファイアウォール ルールを自動的に構成します。

【データを守る最後の砦】ランサムウェア対策におけるバックアップの重要性

Acronis Backup Assort(セキュリティスイート)

近年、企業や個人を問わず、ランサムウェアによる被害が急増しています。ランサムウェアとは、感染したコンピューターのデータを暗号化し、復旧と引き換えに身代金を要求するマルウェアの一種です。万が一感染した場合、業務停止や信用失墜など、深刻な被害につながる可能性があります。

そこで重要となるのが、バックアップです。バックアップは、ランサムウェア対策における最後の砦と言っても過言ではありません。

なぜバックアップが重要なのか?
1.データ復旧の確実性ランサムウェアに感染した場合、身代金を支払ってもデータが復旧する保証はありません。しかし、バックアップがあれば、感染前の状態にデータを復元できます。
2.事業継続性の確保ランサムウェア感染による業務停止は、企業にとって大きな損失です。バックアップがあれば、迅速な復旧が可能となり、事業継続性を確保できます。
3.身代金要求への対抗バックアップがあれば、身代金要求に応じる必要はありません。これにより、攻撃者の資金源を断ち、さらなる攻撃を抑制する効果も期待できます。
効果的なバックアップ戦略
1.定期的なバックアップ毎日または定期的にバックアップを取得し、常に最新のデータを保持しましょう。
2.クラウドバックアップバックアップデータをローカルネットワークから切り離して保管することで、ランサムウェアによる暗号化を防ぎます。(エアギャップバックアップ)
3.複数世代のバックアップ複数の世代のバックアップを保持することで、万が一バックアップデータが破損した場合でも、過去のデータから復旧できます。
4.バックアップデータの検証定期的にバックアップデータが正常に復元できるか検証し、問題があれば早急に対処しましょう。バックアップデータをリストア後、マルウェアに再感染してしまうといったことを防ぐ必要があります。

バックアップ以外の対策も重要

もちろん、バックアップがあれば万全というわけではありません。ランサムウェア対策としては、以下の対策も重要です。

  • セキュリティソフトの導入
    最新のセキュリティソフトを導入し、マルウェアの侵入を防ぎましょう。
  • 多層防御の導入
    UTMの導入やセキュリティスイッチなどによるネットワークの多層防御を計画的に実施しましょう。ゼロトラストモデルのSASE製品の導入も効果的です。
  • OSやソフトウェアのアップデート
    OSやソフトウェアを常に最新の状態に保ち、脆弱性を解消しましょう。
  • 従業員教育
    従業員にセキュリティ意識を高めるための教育を実施し、人的ミスによる感染を防ぎましょう。

まとめ

ランサムウェア対策において、バックアップは非常に重要な役割を果たします。しかし、バックアップだけでなく、多層的なセキュリティ対策を講じることで、より強固な防御体制を構築できます。万が一の事態に備え、今すぐバックアップ体制を見直し、強化しましょう。

PC端末の保護からNASを含めたデータのバックアップまでを解決

Acronis Backup Assort(アクロニス・バックアップ・アソート) は、ひとつのエージェントでPC端末自体のセキュリティ対策と端末のイメージやデータのバックアップと復旧だけでなく、イントラネットのNASのデータバックアップと復旧も一度に解決できます。

ネットワークのセキュリティを計画的に実施するには、こちらの記事もご参考ください。

Webサイト改ざん監視サービスを導入する7つのメリット

SiteLock(サイトロック)

Webサイト改ざん監視サービスを導入することで、以下のようなメリットを得られます。

1.法令遵守多くの国や地域では、個人情報保護やデータセキュリティに関する法令が厳しくなっています。改ざん監視サービスを導入することで、これらの法令を遵守しやすくなります。
2.セキュリティの強化改ざんを早期に検知し、迅速に対応することで、サイトのセキュリティを大幅に強化できます。これにより、データ漏洩や不正アクセスのリスクを低減できます。
3.信頼性の向上ユーザーに対して安全な環境を提供することで、サイトの信頼性が向上します。特に、顧客情報を扱うサイトでは、信頼性の確保が重要です。
4.ブランドイメージの保護改ざんによる被害が発生すると、ブランドイメージが大きく損なわれる可能性があります。監視サービスを導入することで、ブランドイメージを保護し、顧客の信頼を維持できます。
5.検索エンジンからの流入対策危険性のあるWebサイトとして検索エンジンに認知され警告を受ければ、検索エンジン経由の流入が激減します。
6.自動化と効率化監視サービスは自動化されているため、手動での監視作業が不要になります。これにより、IT部門の負担を軽減し、他の重要な業務に集中できます。
7.コスト削減改ざんが発生した場合の修復コストや、信頼性低下によるビジネス損失を防ぐことができます。長期的には、監視サービスの導入がコスト削減につながります。

これらのメリットを考慮すると、Webサイト改ざん監視サービスの導入は、セキュリティ対策として非常に有効です。

まとめ

Webサイト改ざん監視サービスを導入することで、セキュリティが強化され、改ざんを早期に検知・修復できます。これにより、データ漏洩や不正アクセスのリスクを低減し、サイトの信頼性が向上します。また、法令遵守やブランドイメージの保護にも寄与し、長期的なコスト削減が期待できます。自動化された監視により、IT部門の負担も軽減されます。

自社サイト/サービスの利用者さまへ最大限の安心をお届けするために

Webサイト改ざん監視/検知/対策サービスをお探しなら

Wi-Fiの2.4GHzと5GHzで同じSSID?5GHzを優先接続させる方法とメリット・デメリット

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ビジネス向けのWi-Fi APだと、2.4GHzと5GHzの2つの周波数帯を利用できるモデルが多くあります。しかし、同じSSIDを使用している場合、どちらに接続されているか分かりにくいと感じたことはありませんか?

本記事では、Wi-Fiの2.4GHzと5GHzで同じSSIDを使用する際のメリット・デメリット、そして5GHzを優先的に接続する方法について解説します。

2.4GHzと5GHzの違い

まず、2.4GHzと5GHzの周波数帯にはそれぞれ以下のような特徴があります。

  • 2.4GHz
    • 壁や障害物に強く、遠くまで届きやすい
    • 電波干渉を受けやすい
    • 最大通信速度が比較的遅い
  • 5GHz
    • 最大通信速度が速い
    • 電波干渉を受けにくい
    • 壁や障害物に弱く、遠くまで届きにくい

同じSSIDにするメリット・デメリット

同じSSIDに設定するメリットは、接続する端末が自動的に最適な周波数帯を選択してくれる点です。しかし、デメリットとして、意図せず2.4GHzに接続されてしまう場合があることが挙げられます。

5GHzを優先的に接続する方法

5GHzを優先的に接続するには、以下の方法があります。

  • バンドステアリング機能を利用する
    多くのWi-Fiルーターに搭載されているバンドステアリング機能を有効にすることで、ルーターが自動的に最適な周波数帯に接続を誘導します。
  • 端末側で優先バンドを設定する
    一部の端末では、Wi-Fi設定で優先する周波数帯を設定できます。
  • SSIDを分ける
    2.4GHzと5GHzで別々のSSIDを設定し、5GHzのSSIDにのみ接続する。(または2.4GHzの電波を停止する。)

まとめ

同じSSIDでも、設定や工夫次第で5GHzを優先的に利用できます。快適なWi-Fi環境を構築するために、ぜひ本記事を参考にしてください。