知っておきたいUTM・セキュリティスイッチとアンチウイルスソフトの違い

知っておきたいUTM・セキュリティスイッチとアンチウイルスソフトの違い

ネットワーク全体を多様な脅威から守るためには、エンドポイント(PC、モバイル等)対策としてのアンチウイルスソフトだけでは不十分です。

社内ネットワークへのマルウエアの侵入や社外への情報漏洩を防ぐ「出入口対策」と、社内ネットワークに侵入してしまった未知の脅威に対して拡散を抑制する「内部対策」の両方を講じた多層多角的な防御体制が必要です。

「出入口対策」としては「UTM」(統合脅威管理)が効果的であり、「内部対策」として有効な「セキュリティスイッチ」を組み合わせて導入することで、セキュリティ体制をより強固に構築することが可能です。

UTMセキュリティスイッチアンチウイルスソフト
ウイルス/マルウェアの侵入対策(インターネット経由)×
スパムメール×
フィッシング/有害サイト(Webフィルタリング)×
ファイアウォール××
不正侵入 検知/防止××
C&Cサーバー通信対策××
ウイルス/マルウェアの拡散防止(社内ネットワーク経由)××
LAN内の有害トラフィック攻撃××
LAN内の通信盗聴××
ループ 検知/遮断××
ウイルス/マルウェア感染(ファイル経由)××
ウイルス/マルウェア感染(USB経由)××
ウイルス/マルウェア感染(公衆Wi-Fi利用時)××

弊社取扱のUTM

弊社取扱のセキュリティスイッチ

弊社取扱のアンチウイルスソフト

PC Matic(アンチウイルスEDR)

PC Matic(アンチウイルス ピーシーマティック)


自社はどこから着手すればよいかというご質問に対しては、各社さまいろいろな構想もおありかと思います。
自社にはどれが最も良いサービスなのか迷ったら、弊社までお問い合わせください。

サイバーセキュリティ月間 2023

2023年サイバーセキュリティ月間

2023年2月1日から2023年3月18日は内閣セキュリティセンター(NISC)が推進する#サイバーセキュリティ月間です。
この機会に、サイバーセキュリティについて関心を高め、理解を深めていきましょう!

サイバーセキュリティ月間とは
不審なメールによる情報漏えい被害や個人情報の流出など、生活に影響を及ぼすサイバーセキュリティに関する問題が多数報じられています。
 誰もが安心してITの恩恵を享受するためには、国民一人ひとりがセキュリティについての関心を高め、これらの問題に対応していく必要があります。
 このため、政府では、サイバーセキュリティに関する普及啓発強化のため、2月1日から3月18日までを「サイバーセキュリティ月間」とし、国民の皆様にサイバーセキュリティについての関心を高め、理解を深めていただくため、本年は日米豪印の4か国(QUAD)で連携をしつつ、サイバーセキュリティに関する様々な取組を集中的に行っていきます。

【2023年サイバーセキュリティ月間特設ページはこちら】
https://security-portal.nisc.go.jp/cybersecuritymonth/2023/

2023年サイバーセキュリティ月間

【参照リンク】
NISC | みんなで使おうサイバーセキュリティ・ポータルサイト
NISC | 基本的なセキュリティ対策 OSや家庭用無線LANルーターの設定や利用

#サイバーセキュリティは全員参加

ECサイトの脆弱性対策と本人認証の仕組みを導入することを義務化する方針(経済産業省)

Cloudbric WAF+(クラウド型WAF)

経済産業省は1月20日、ECサイトの脆弱性対策と本人認証の仕組みを導入することを義務化する方針を固めた。2024年3月末までに、全てのECサイトが脆弱性対策と本人認証を導入することを、検討会の報告書案に盛り込んでいる。

経済産業省、全ECサイトが義務化対象 セキュリティー対策で脆弱性対策と本人認証導入を義務化
https://netkeizai.com/articles/detail/7922

各種検索サイトから弊社の記事へお越しになられた皆さまのなかには、決済代行・カート会社各社の3Dセキュアの導入やeKYCの導入ということのみならず、忘れられがちなWebサーバー側のセキュリティ強化についても非常に興味をお持ちの方もおられるのではないでしょうか。

特にこのサイトをご訪問の方のなかには

  • カスタマイズしすぎてバージョンアップできなくなったEC-Cube
  • 古くから利用しているためバージョンアップできなくなったEC-Cube
  • EC-Cube用の公式WAFが正常に動かなかった経験をお持ちの運営者さま
  • Welcart や WP-OliveCart、WooCommerceなどのショッピング系プラグインを導入したWordPress を運営中の管理者さま

などが多くおられることと思われます。

ECサイトの構築費や運営費を抑えるため大手のショッピングモールを利用されず、自社運営を選択された事業者さまには、今回の経済産業省の通知が非常に厳しいものとして受け止められているのではないでしょうか。

大手ショッピングカートシステムでは、(その分のシステム利用料金を支払っておられるため)さまざまなシステム的セキュリティ対策が自動的に適用されますが、自社運営のECサイト、特に脆弱性を内包したままの古いバージョンのECシステムでは、お客様の手前、非常に心許ない状況かと思います。

上の状況に少しでも心当たりがある事業主さまは、是非 クラウド型WAF の Cloudbric WAF+(クラウドブリック)をご検討ください。

後付けでサーバーのリソースを枯渇させることなく、外部からの様々な悪意を持ったアクセス(Web攻撃)を遮断し、DDoS攻撃からもWebアプリケーションを保護します。


また、あまり語られることは少ないかと思いますがクレジットカード会社から情報漏えいを疑われた場合、ウェブサイト運営者が実施することとして、
・Webサーバーをインターネットから切り離す
・専門機関に対しサーバーのフォレンジック調査を依頼
することとなります。

ところが、一般的なレンタルサーバーでECサイトを立ち上げている場合、「Webサーバーをインターネットから切り離す」ということができず、アクセスログの種類も多くなく(WebのアクセスログだけではなくサーバーOSのアクセスログなども必要)かつ、ログの保存期間もあまり長くないため、様々な結果から「専門機関に対しサーバーのフォレンジック調査を依頼」することができなくなってしまいます。

こうなるとECサイトの再稼働は非常に厳しいものとなり、再開はほぼ不可能となってしまいます。

弊社では上記のような対応の経験から、WAFでのWebサーバーセキュリティおよびWebサーバー自体の立ち上げまで、全てをお承りすることも可能です。


Webサイトに特化した「Webサイト 診断」
WebサイトやWebアプリケーションの脆弱性を診断する「Webアプリケーション診断」
システムの基盤となるミドルウ ェアやOSなどの診断を行う「プラットフォーム診断」
など、
経済産業省の定める「情報セキュリティサービス基準」への 適合を認められ、独⽴⾏政法⼈情報処理推進機構(IPA) が公開する 「情報セキュリティサービス基準適合サービスリスト」へ登録されている脆弱性診断をご提供することも可能です。


お問い合わせお待ちしております。

第6回 クレジットカード決済システムのセキュリティ対策強化検討会 | 経済産業省
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/credit_card_payment/006.html

UTMのネットワーク配下でクラウドPBX利用

INNOVERA PBX(クラウドPBX)

クラウドPBXをご利用の環境にUTMを新設したり、またはその逆をした場合に音声通信がプツプツと切れるような障害が発生したことはありませんか?

クラウドPBX
UTM
両方の環境は大抵の場合異なるベンダーでの導入を強いられるため、それぞれの通信に問題が発生する場合が多くあります。

一元管理できれば良いのですが、大企業から中小企業まで、なかなかクラウドPBXとUTMの両方をコントロールするのは難しい現状でもあります。

そんな環境を可能な限り解消するべく、両方の取り扱いを数多く手掛ける弊社では通常の INNOVERA PBX + WatchGuard(UTM)だけではなく、随時UTMを検証実施してまいります。

音声データ通信・通話品質の向上と、ネットワークのセキュリティにご興味があるお客様は、是非一度お声がけください。

#サクサ #SAXA #統合脅威管理アプライアンス #SS3000 #SS6000 #SS7000
#CheckPoint #チェックポイント #1535 #1555 #1575 #1595
#UTM #Network #NetworkEngineering #ITSecurity #InfoSucurity #CyberSecurity

社内ネットワークに安心・安全な環境を提供します
#尼崎 #阪神尼崎 #Emission

推奨環境 INNOVERA PBX + WatchGuard(UTM)はこちらをご確認ください。
INNOVERA PBX(クラウドPBX イノベラ)

お問い合わせお待ちしております。

「WAFの必要性」を解説したホワイトペーパー

多様化するサイバー攻撃から企業を守るWAFの必要性

多様化するサイバー攻撃から企業を守るためのソリューション

データ暗号化ソリューション「D’Amo」、クラウド型WAFサービス「Cloudbric WAF+」をはじめとするセキュリティ製品を開発・提供するペンタセキュリティシステムズ株式会社(日本法人代表取締役社長:陳 貞喜、本社:韓国ソウル、以下ペンタセキュリティ)は、企業のIT・セキュリティ担当者に向けて「WAFの必要性」と題したホワイトペーパーを公開しました。

■ホワイトペーパーの概要

Webサイトは、今やビジネスシーンにおいて必要不可欠な存在です。一方で、Webアプリケーションを狙ったサイバー攻撃は日に日に高まっており、効果的なセキュリティ対策としてWAF(Web Application Firewall)が注目されています。本資料では、企業のセキュリティを万全に保ちたいIT・セキュリティ担当者の方向けに、サイバー攻撃の事例からWAFの導入目的・効果までを解説しています。

  • WAFとは何か
  • サイバー攻撃事例
  • 企業での導入課題
  • WAFの導入目的と効果
  • WAFの3つのタイプ
  • クラウド型WAFを選択する理由
  • Cloudbric WAF+の特長

■このような方におすすめ

– 多発するサイバー攻撃に不安を感じている方
– 万全なセキュリティ対策を検討している方
– WAFについての詳しい情報を得たい方
– WAFの導入効果を知りたい方

▼ホワイトペーパー「WAFの必要性」の資料ご希望は弊社までお問い合わせください


■クラウド型WAFサービス「Cloudbric WAF+」とは

Cloudbric WAF+(クラウドブリック・ワフプラス)は、日本・韓国・米国で特許を取得した高度な攻撃検出力を有する、企業向けクラウド型WAFサービスです。Webセキュリティ確保に必須とされる5つのサービス(WAF、DDoS攻撃、SSL証明書、脅威IP遮断、悪性ボット遮断)を備えており、これひとつで多様化するサイバー攻撃から企業のWebシステムを保護します。また、社内にセキュリティ専門家がいなくても手軽に運用・導入が可能です。

▼Cloudbric WAF+(クラウド型WAF クラウドブリック)の詳細ページはこちら

年末年始の情報セキュリティ対策2022-2023

Emission Logo

年末年始の長期休暇を迎えるにあたって、社内システムの情報セキュリティ対策は必須です。
休暇前と休暇後に行っていただきたい対策について、内閣府サイバーセキュリティセンター(NISC)等が注意喚起していますので、是非ご覧ください。

情報セキュリティ企業のペンタセキュリティシステムズ株式会社とパートナーシップ締結

ペンタセキュリティ・Emission株式会社パートナシップ締結

情報セキュリティ企業のペンタセキュリティシステムズ株式会社(日本法人代表取締役社長:陳 貞喜、https://www.pentasecurity.co.jp、本社:韓国ソウル、以下ペンタセキュリティ)とEmission株式会社は、9月12日、クラウド型Webセキュリティ・プラットフォーム・サービス「Cloudbric WAF+(クラウドブリック・ワフ・プラス)」の販売代理店契約を締結しました。

昨今、WebサーバーやWebサービスに対する不正アクセス、DDoS攻撃等のサイバー攻撃が多発し、企業が大きな被害に遭うケースが増加傾向にあります。また、サイバー攻撃はより高度化・巧妙化しているため、従来のセキュリティ対策では防ぎきれない場合も少なくありません。しかし、多くの中小企業は適切なセキュリティサービスを導入するための資金不足やセキュリティ人材不足問題等、企業情報を守るために乗り越えるべき課題が多く存在しています。

今回の販売代理店の契約締結を通じて、両社はWebセキュリティに対して中小企業が抱えている課題や多様なニーズに応えることができるように連携してまいります。Emission社の強みである関西地方での高い信頼関係、地域ネットワークを活用し、関西地方への「Cloudbric WAF+」の販路確保と共に顧客別にカスタマイズされたWebセキュリティサービスをよりリーズナブルな価格で提供することができるようになります。

Cloudbric WAF+は社内にセキュリティ専門家がいなくても手軽に導入・運用できる企業向けのWebセキュリティ対策です。Cloudbric WAF+はCloud WAAP Serviceであるため、Webセキュリティの基本であるWAF機能だけではなく、暗号化通信に必要なSSL証明書の提供、DDoS攻撃の防御機能、脅威IP及び悪性Botを遮断する機能まで備えています。導入及び運用時にはセキュリティエキスパートによるポリシーのカスタマイズ、マネージドサービスを提供するため、顧客に合わせたセキュリティ対策を講じることができ、多様なサイバー攻撃に対処することができるのが特徴です。

■ペンタセキュリティシステムズ(株)
ペンタセキュリティは創業25年目を迎えた情報セキュリティ専門企業。
DB暗号化・Webセキュリティ・認証セキュリティなど企業情報セキュリティのための製品やサービスを研究・開発。セキュリティ専門性と優秀な技術力を基に、国内及びグローバル市場にもビジネスを展開し、多数の受賞歴を誇る。また、IoTセキュリティ及びコネクテッドカー向けのセキュリティ関連技術、ブロックチェーンを活用したソリューションやサービスの開発にも力を注いでいる。

WatchGuard UTM 導入事例(ユースケース)

WatchGuard UTM(統合脅威管理)

当社での主なWatchGuard UTMの導入・設置事例をご紹介します。

2月下旬から3月にかけて、マルウェアEmotetが急速に拡大しているそうです。

JPCERT/CCでは、2021年11月後半より活動の再開が確認されているマルウェアEmotetの感染に関して相談を多数受けています。特に2022年2月の第一週よりEmotetの感染が急速に拡大していることを確認しています。

https://www.jpcert.or.jp/at/2022/at220006.html

当社でも、WatchGuard社のUTMを販売・レンタル、設置取付からアフターフォローまで行っています。
一般的にUTM取付提案が来ると、ブリッジモード・透過モードなどと言われる次の形で取付になります。

ブリッジモードでのUTM設置パターン。ONU利用の場合
ブリッジモードでのUTM設置パターン。ONU利用の場合
ブリッジモードでのUTM設置パターン。ホームゲートウェイ利用の場合
ブリッジモードでのUTM設置パターン。ホームゲートウェイ利用の場合

図を見るとイメージ分かりやすいかと思いますが、ONUやホームゲートウェイの下にルーターがあり、その下にUTMがある形になります。現場によっては、こちらのパターンで設置する事もありますが、当社では下記の設置方法を行う事が多いです。

ルーターモードでのUTM設置パターン。ONU利用の場合。
ルーターモードでのUTM設置パターン。ONU利用の場合。
ルーターモードでのUTM設置パターン。ホームゲートウェイの場合。
ルーターモードでのUTM設置パターン。ホームゲートウェイの場合。

ルーターモードでの設置時は、当社から死活管理(インターネットに繋がっているかどうかの管理)も標準で行うので、こちらの設置モードがオススメになります。