Yealink Zoom Phone デバイス導入の際の注意点(よくある質問とその回答)

Yealink Zoom 電話機

まずはじめに、Yealink をはじめとした Zoom Phone(電話機)デバイス導入の際は、以下のZoomサポートページを参考に導入ください。

【参照】Zoomサポートページ

ホーム > Zoom 電話システムのサポート > Zoom Phone 入門 >
固定電話のプロビジョニングの概要
https://support.zoom.com/hc/ja/article?id=zm_kb&sysparm_article=KB0063184

ホーム > Zoom 電話システムのサポート > Zoom Phone の設定と構成 > 固定電話とデバイスのプロビジョニング
Yealink 補助プロビジョニング ガイド
https://support.zoom.com/hc/ja/article?id=zm_kb&sysparm_article=KB0064885

Yealink機種一覧(Zoom Phone 認定ハードウェア)
https://support.zoom.com/hc/ja/article?id=zm_kb&sysparm_article=KB0060253#h_746bf277-ad09-4ebc-88f5-b1f76b859b9a

補助プロビジョニング URL
https://support.zoom.com/hc/en/article?id=zm_kb&sysparm_article=KB0063146

※なお、弊社では(基本的には)Zoom Phone 管理画面側の設定につきましてはサポートをいたしておりませんのであしからずご了承ください。
※上記の参照URLはZoom社の都合により改変される場合があります。


Zoom Phone(電話機)デバイスの導入をする際のプロビジョニングについて、概略手順は以下のとおりです。

  • 電話機の IP アドレスを確認する
  • 電話のウェブ インターフェースへアクセスする
  • プロビジョニング サーバーのURLを設定する

Zoom Phone を初期設定するためには、まず電話機のIPアドレスを調べる必要があります。
これは、電話機の管理画面(ウェブ インターフェース)にアクセスし、Zoom Phone 自体を Zoom Phone のシステムへ組み込む(プロビジョニング)ため、プロビジョニング サーバーのURLを電話機に設定する必要があるためです。

※DECT機の場合は、上記の作業を行う前に、親機(ベース)に子機(ハンドセット)を登録する作業が必要です。

上記の手順を実施すれば、機器側の設定は基本的に終了です。
あとは電話機が数回再起動し、プロビジョニングが完了すると Zoom Phone システム側の管理画面にデバイスが登録され、後の設定は Zoom Phone システム側で行います。


ここまでであれば非常に簡単にセットアップが完了するのですが、御社での導入にあたってご注意いただきたい点があります。

  1. 御社のネットワークは、DHCP運用ですか?
    DHCP運用のネットワークであればIPアドレスが自動的に払い出されるため、上記の手順を実施いただけますが、DHCP運用でない場合、導入される各デバイスに対しあらかじめ固定IPアドレスを設定いただく等の手順が発生します。
    どのような設定が必要かは、御社内のネットワーク管理者さまとご相談ください。
  2. ファームウェアが Zoom社提供の Zoom Phone 専用のものに変更されます
    以降 Yealink デバイス用のファームウェアではなくなるため、(機器の購入後1年間の製品保証はありますが)Yealink ファームウェア側での動作保証はできなくなります。
  3. Zoom Phone(電話機)デバイスのネットワーク上流にUTMやファイヤーウォールがある
    Zoom Phone(電話機)デバイスの通話品質をさらに高めるためには、管理者が Zoom Phone に必要なポートすべてを許可していることを確認してください。
    Zoom Phone のファイアウォールのルール を確認のうえ、プロトコルとポートを開放してください。
  4. Zoom Phone(電話機)デバイスの Yealink ドキュメントはこちらからご確認いただけます
    Yealink のサポートサイト

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